教育の本旨

 寒烈を冒し天下の春に魁けて馥郁たる香りを放つ,白梅の象徴する「明るく,清く,凛々しい」建学の精神を基調とし「神情明秀」なる学園に日の立ち昇る高黌たらん。
 <青春はロマンである。ロマンは若さである。若さは感激である。>
 青春の真っ只中にある,若き学徒諸子よ,幸に旃れを勉められよ。
 

この門に入る者、明秀の人たるべし

 (本校に入学する生徒は、明るく,調和のとれた,秀でた人物である)

この門に在る者、百錬の人たるべし

 (本校に在学する生徒は、勉学や部活動において鍛錬に志すべきである)

この門を出づる者、千秋の人たるべし

 (本校を卒業する生徒は、後の世にまで語り継がれる人物たるべきである)
 

「日立高等学校」へ校名を変更した校長 保立謙三先生制定

教育の指針

三者同行

 教師・生徒・父母三者の触れ合いを密にし、生徒の人間関係を図り、その進路実現を推進する。

知行不二

 理想は遠大であれ、目標は小なりといえども堅実であれ。

逆転発想

 「常凡(じょうぼん)の妙(みょう)」を発揮すべし。「団栗(どんぐり)の背競べ(せくらべ)」ならぬ「団栗の知恵競べ」をせよ。

目指す生徒・学校・教職員

目指す生徒

    • (1)明るく、元気な挨拶ができる生徒
    • (2)自ら進んで行うことができる生徒
    • (3)素直な心を持ち、学ぶ力のある生徒
    • (4)思いやりを持ち、互いに助け合う生徒

目指す学校

    • (1)生徒のステップアップを実現する明秀学園日立高等学校
    • (2)基本的な生活習慣を身につけさせ、生徒の自立・自律を促す明秀学園日立高等学校
    • (3)生徒一人一人に居場所・出番のある明秀学園日立高等学校
    • (4)全国大会に出場・活躍できる、強い部活が豊富な明秀学園日立高等学校

目指す教職員

    • (1)常に研修に励み、成長しようと心がける教職員
    • (2)切磋琢磨し、互いに助け合う教職員
    • (3)生徒・保護者に信頼される教職員

教育活動の重点目標

骨太な全人教育

    • 難関大学を目指した進学向上する学校
    • 面倒見のよい学校(基礎学力向上)
    • いじめ、暴力、非行のない学校

 私学の教員としての自覚を持ち、常に研修と組織的な学校運営に努め、安定的な学校経営に進んで協力する。

  1. 安定的な生徒数を確保するとともに、高い学力の生徒の入学に努める。
  2. 進学実績を早急に実現するために、大胆に校務分掌全般の見直し、効率を図る。
  3. 教育活動をより充実させるために校務分掌等のスリム化、問題の共有と組織的な解決に努める。
  4. 公開授業やプレミアム課外により授業力向上を心がけ、学校内の諸問題に対する校内研修の場を企画し、実施する。
  5. 校外研修で得た情報を出張報告書や職員会議などの場で発表し、校内への還元に努める。
  6. 校内LANの利便性を更に向上し、情報の共有化とスムーズな連絡を図る。
  7. 教育活動内容は、タイムリーできめ細やかな情報発信を行い、保護者・地域に積極的にアピールする。

 地域に信頼され、期待され、選ばれるための進学実績を実現する。

  1. 進学率70%以上、大学進学率50%以上、国公立現役合格30名以上の実現を目指す。
  2. 特進ST・S・Aコースの入学生徒の比率を高めるよう努める。
  3. 3年間の進路指導計画を立て生徒一人一人の自己実現を支援し、進路実現を100%にする。
  4. わかる授業・魅力ある授業を心がけ、生徒に学ぶことの面白さを伝え、教科への興味関心と自信を高めさせて進路選択に繋げる。

 学力向上に取り組み、生徒に自学自習の習慣を育てる。

  1. 授業規律を徹底し、授業を大切にする態度を育てる。
  2. 生徒の実態を知り、生徒の学力レベルに即したシラバス及び教材の開発を推進する。
  3. 学習の科学に即し、生徒の負担に配慮して計画的・組織的に毎週、長期休暇中の課題を出す。
  4. 模擬試験結果を分析し、適切な対策を講じて、学力の向上に努める。
  5. 生徒にチャレンジ精神を喚起し、各種検定試験を積極的に受験させる指導体制を整える。

 基本的な生活習慣が確立され、地域・社会に信頼され、貢献できる学校とする。

  1. 全教職員が共通理解を心がけ、根気強く生徒指導に取り組む。
  2. 公共の場でのマナーやルールの厳守、正しい言葉遣いや挨拶の励行、端正な服装・髪型を徹底させる。
  3. 欠席、遅刻、早退の減少に努め、皆勤者の増加に励ませる。
  4. 校内環境の美化・整備に努め、校内を「学び」と「心の安らぎ」の場とする。
  5. 地域の行事に進んで参加し、地域の安全・美化・活性化に協力していく。
  6. 中途退学の原因を究明し適切な対策を講じて、生徒の定着率の向上に努め、教育相談体制を強化する。

 学校行事、部活動を通じて、学校全体に活力と潤いを醸成する。

  1. 「目指す生徒」を実現する学校行事を組織的に計画し、展開する。
  2. 生徒会活動を活性化し、生徒一人一人の主体的な生徒会活動への参加を促す。
  3. 体育祭・文化祭の内容を検討し、一層の活性化を図る。
  4. 部活動顧問は年間指導計画に基づき、適切な指導を行うように努める。
  5. 体育部顧問はメインとなる大会実績目標を明確にし、文武両道に配慮して生徒の進路実現を図る。