「教育実習生 駒木根君,須田君の感想です」

5月29日(月)〜6月9日(金)2週間本校にて教育実習を行いました。
公開授業は,二人とも堂々とした態度であり,指導案の学習のねらい通りの授業展開ができました。当人達にとって大きな自信を得たことでしょう。今後の人生にこの経験を生かして頂きたい。

 左は駒木根 規弘教生
 右は 須田 武志教生
:校長室にて

●教育実習を終えて  

 早稲田大学  駒木根 規弘

 今から2週間前に始まった教育実習。初日の学校に登校する朝は不安と緊張でかなり堅くなっていたと思います。これから始まるすべてのことが初めてで、職員室にいる自分が不思議でしょうがなかったです。 最初は担当するクラスに2週間という短い時間で自分がなじめるのかどうかが心配でしたが、その不安はすぐに生徒達が解決してくれました。2、3日目になると生徒達は私のことを『先生』と呼ぶようになり、そのときに初めて自分が先生(教育実習生)として高校にいるのだと実感することができました。 そして、実習開始から3日目に教壇実習があり、物事を教える難しさを痛感しました。1つの物事を教えるのに10のことを知っていないと教えることはできないと感じたほどです。そのときに自分が理解することと相手に理解させることの大きな違いに気がつくことができ、それを先生方は毎日やっているのだと思うと教師というのはとても大変な仕事だと思いました。 日が経つにつれて徐々に教壇実習にも慣れてくると、いくら勉強しても足りないし、毎日毎日が実践と反省の繰り返しなのだと感じました。自分が日々成長していくのを感じることができるぐらい多くのことが学べていたと思います。 担当クラスの生徒達とは朝・夕のSHRと週に2時間の授業と掃除の時間とあまり多くの時間を一緒に過ごすことはできませんでしたが、あの生徒達がいたからこそこれだけ充実した日々にすることができたと思っています。また、右も左もわからない私に丁寧なご指導をして下さった諸先生方がいたからこそこれだけ成長できたのだと思っています。その生徒達と諸先生方に精一杯の感謝の気持ちを込めて『ありがとうございました』と言いたいと思います。皆様のおかげで実りある実習にすることができました。この経験をこれからの人生に活かしていきたいと思います。

●教育実習を終えて

  日本大学 須田 武志

 2006年5月29日(月)から始まった教育実習が、つい2,3日前のことのように思えます。充実した日々だったと、実習が終わった今、思います。教師という仕事の難しさや、教授方法など、教師の苦労をしみじみと感じられた2週間でした。この明秀学園 日立高等学校で学んだ全てのものを、これからの私の人生の糧として行こうと思います。今回、多方面でご指導頂いた、指導教諭である五乙女先生、他全職員の皆様、そして何より、私を受け入れて頂き最大のご指導をして頂いた校長先生に、心より厚く御礼申し上げます。